2007年12月18日

TRAVELER'S books 路上

先日、お取り引き先のお店の方とお話をさせて頂きました。春にミドリ商品の特設コーナーを作っていただけるとので、トラベラーズノートの陳列方法について打ち合わせました。そのお店は本とステーショナリーを販売しているお店で、本と一緒にトラベラーズノートを並べるということになりました。 旅関係の本と一緒に並べるとイメージが出るということで提案して頂きました。

「で、一緒に並べる本は何かご希望がありますか?」
「う〜ん・・・あります!」
 
お気に入りの旅の本と一緒に並べるなんて、 素敵じゃないですか。トラベラーズノートと一緒に、トラベラーズカフェセレクションの本も一緒において、手書きのコメントのコメントを書いて・・・という感じで話も盛り上がってきました。その特設コーナーができるのは3月。まだ時間があるため本はゆっくり選ばせてもらうことにしました。
 
せっかくなので、選んだ本をここで紹介させてもらいます。というか、ここで書きながら選んでいきたいと思います。

まず、1冊目は旅人のバイブル、ジャック・ケルアックの「路上」です。著者自身がモデルの主人公サルが、ディーンという自由奔放な友人に巻き込まれアメリカ中を車やヒッチハイクで旅をする物語です。とにかく留まることなく走り続けることの高揚感をスピード感あふれる文章で伝えてくれます。その先のことを考えずとにかく動くこと、語ること、表現すること。まずはそこから始まることを教えてくれました。

あまり難しいことを考えず、この路上の世界に浸ってみることで旅の高揚感を感じてみてください。 最近、「オン・ザ・ロード」として新訳が出たみたいなのでそちらも近々読んでみます。