2008年7月 3日

Brian Jones 追悼

学生時代、音楽サークルでバンドをやっていたのですが、毎年7月3日にブライアン・ジョーンズ追悼ライブというイベントがありました。ブライアン・ジョーンズは、1969年7月3日、27歳で亡くなった初期のローリングストーンズのリーダー。この日は、ひたすらストーンズの曲をみんなでやって夜遅くまで盛り上がっていました。
 
私の学生時代はストーンズの初来日もあったりして、ストーンズブーム。私も初来日の時は、当時としては破格の高さの10000円のチケット代にもかかわらず、図らずも2回も観に行きました。
 
当時付き合ってた女の子がストーンズのライブに観に行くことになり、私は別の日のチケットを手に入れていたのですが、その雰囲気だけでも味わいに行こうとチケットなしで一緒に会場の東京ドームまで付いて行きました。入り口で別れて、終演まで時間をつぶそうとぶらぶらしていたら、チケットが余っている人から声をかけられ、我慢できず購入してしまいました。
 
1曲目のStart Me Upではさすがに鳥肌が立ち、涙があふれてきました。興奮状態であっという間に時間が過ぎていったのを覚えています。その4日後、友人を一緒に行ったときは、もう少し余裕をもって聴く事ができました。
 

 
もちろん、その来日時にはブライアン・ジョーンズはいません。デビュー当時は、ブルースのコピーバンドだったストーンズ。その中で最もブルースを深く理解し、上手く演奏するのがブライアン・ジョーンズでした。
 
当時の映像を見ると、金髪に気難しい顔をして、ハープを吹いたりスライドギターを弾く姿を見る事ができますが、最高にかっこいいです。ミック&キースのオリジナル曲を演るようになると、マリンバやシタールなどの多彩な楽器を積極的取り入れ、ストーンズ独自の音楽を築いていくことに貢献しました。その後、ミック&キースに主導権を奪われて、バンドの中に居場所がなくなっていきストーンズを脱退。最後はドラッグが主な原因と思われる死に方をしてしまいます。
 
脱退後のストーンズも良いものがありますが、やはりよく聴くのはブライアン・ジョーンズがいた時代のアルバムが多いかな。
 
今日もストーンズの曲を演って盛り上がってるのかなあ。
 

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