2008年8月20日

那須の温泉2

旅に出ると、ふとした気まぐれで普段しないような事をしてみたりするのは、よくあることだと思います。
 
那須岳までバイクで登っていき、さらにロープウェイで頂上についた時、山の奥に温泉があることを地図で見つけ、あまり深く考えず、そこまで歩いていくことを決めました。
 
もちろん私は普段山歩きなどはしません。7月に子供と高尾山に登ったのは、20年ぶりくらいの山登りです。地図では近いように見えますが、いくら歩いても目的地までたどり着きません。しかも、けっこうハードな道で、歩くほどに膝はガクガク、足の裏はマメができて痛くなってきます。
 
やっと温泉に着いたときは、もう帰る気力はなくなっていました。その場で予定を変えて、その山の中の携帯電話も繋がらない、電気も通らない温泉小屋に泊まることを決めました。
 
ここ三斗小屋温泉「煙草屋旅館」は、つげ義春のマンガに出てきそうな味わい深い宿。ということでつげ義春風に描いてみました。テレビもない宿では、じっくり時間をかけて描く事ができました。
 

 

 

 

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