2009年10月 1日

醤油ラーメン


 
香港でお粥と一緒に食べるワンタンメンは、コシのある細麺、澄んだ透明のコクがあるスープさらにぷりぷりの海老が入ったワンタン、どれも香港でしか食べられない独特の味で美味しい。
 
台北の小籠包屋さんで食べる鶏ソバは、骨付き鶏肉のダシがきいたスープとやわらかい麺の相性がばっちり。
 
中国で食べた担々麺や刀削麺はやっぱり本場の味。他にもベトナムのフォー、韓国の冷麺、さらに、チェンマイのトムヤムラーメンや台南の担仔麺などアジアは美味しい麺類でいっぱいです。
 
でも、日本で美味しい醤油ラーメンを食べるとこれが一番だなあ~と思ってしまうのです。醤油ラーメンこそが日本を代表するベスト麺だと勝手に思っているのですが、日本人の私にとってはどんなアジアの麺類よりもこれが好き。
 
写真は、仙台で見つけたラーメン屋。麺はちょっとちぢれた細麺に、正当な醤油スープ。奇をてらわないほっとする味でした。
 
ここは、ラーメンの味だけでなく、そのお店の佇まいもほっとさせてくれます。最近は、昭和レトロ風の内装をするラーメン屋や居酒屋などが多いですが、ここは本物。コンセプトだとかインテリアだとか、そんなことを考えず、一生懸命美味しいラーメンを作っていたら自然とこうなりましたという佇まい。やっぱり本物にはかないませんよね。
 

 

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