2010年4月15日

ブラスカスタマイズ


 
先月のイベント会場に置いてあった使い古したようなブラスペンケース。これはもちろん何年も使った・・・というものではなく、ある方に教えてもらった方法で使い古した風の加工をしてみました。その加工方法を紹介したいと思います。
 
まず、サンポールなどの酸性のトイレ用洗剤を用意し、表面に筆などで塗ります。その使用状況などにもよりますが、時間が経つと酸化し、ムラがある感じで赤く変色してきます。それだけでも良いのですが、色が強すぎたりシミのような感じにも見える場合は、さらに目の細かいサンドペーパーで擦り全体的になじませます。
 
そうやって出来たものをイベント会場で展示しました。そこで4日間たくさんの人に触ってもらったおかげで、その後さらに変色して写真のような風合いになりました。
 
また、変色したものをもとの状態に戻す場合は、ピカールなどの金属研磨剤を使って布で拭くと、ピカピカになります。金属は表面のテクスチャーや色合いが変わるだけで、ぜんぜん違った質感になりますね。ぜひいろいろ試してみてください。真鍮って面白い!
 

 

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