2010年9月13日

旅先のカフェ in KYOTO


 
旅に出ると、その土地によって独自の文化に基づいたカフェやお茶があるのが分かります。
 
例えば、朝の香港の飲茶屋では地元の人が新聞をたくさんテーブルにおいて、ゆっくりとお茶を飲んでいます。トルコのチャイ屋では、砂糖をたくさん入れた甘い紅茶をちびちびと飲みながら老人たちがドミノ牌に向かいあっています。ロスアンゼルスでは、薄いアメリカンコーヒーを大きめのマグカップに入れてごくごく飲む。逆にイタリアでは、濃いエスプレッソを小さいカップでちびちび飲む。インド、ガンジス川の前で飲んだヒビの入ったカップで飲んだ甘いミルクティー。ホーチミンの路地裏の屋台で飲んだコンデンスミルクが入ったベトナムコーヒー。
 
その土地に着いてはじめて飲んだ時には、甘すぎたり、苦くて馴染めなかった味が、そこに何日か滞在するうちに、美味しく感じる
ようになるとその土地に受け入れられたような気分になります。それと同時に行きつけのカフェが出来るのも旅の楽しみ。
 
トラベラーズノートと仲間たち in KYOTO」の舞台、京都と言えば宇治茶が有名ですが、美味しいコーヒーが飲める素敵なカフェが多い街でもあります。その中のほんの一部だとは思いますが、イベントと一緒に寄りたいカフェを紹介させていただきます。
 
まずは、ここで何度も紹介しているエレァントファクトリーコーヒー。ここはほんとうに素敵な空間です。会場からも近いので、行ったことのない方はぜひ寄ってみてください。
 
そこからもほど近い六曜社地下店は1950年から営業している老舗コーヒー店。店に入ると漂うと同時にコーヒーの香りに魅了されます。丁寧にいれられたコーヒーはもちろんですがドーナツもおすすめ。
 
イノダコーヒはさらに歴史が古く1947年から営業しています。ここでは、最初から砂糖とミルクが入った独特の味のコーヒーが飲めます。朝から贅沢な気分になれるモーニングセットがおすすめ。
 
京都に来たら必ず訪れる素敵な本屋さん、恵文社。そこに行く途中の叡山電鉄の始発駅、出町柳駅近くにあるFACTORY KAFE工船は、じっくり丁寧にネルドリップでいれた美味しいコーヒーが飲めます。最初の一口を飲んだ瞬間、ああ、美味しいなあ~とつぶやいてしまう、そんなコーヒー。甘いものが好きな方は、そのコーヒーにアイスクリームをたっぷりのせたコーヒーフロートもおすすめです。
 
恵文社の近くのつばめは、ヘルシーなランチがおすすめ。上質の素材を丁寧に調理した普通なんだけどとても美味しいご飯が食べられます。
 
そして、忘れてはいけません。最後にとっておきのおすすめコーヒーがあります。はい、今回もあの伝説のコーヒーがやってきます。アアルトコーヒーのコーヒーロースター庄野雄治氏がトラベラーズノートのために焙煎、ブレンドしてくれるオリジナルのトラベラーズブレンド。

今回もイベントにあわせて、特別に焙煎していただきます。会場でコーヒーはいれられませんが、イベントから帰り、家でノートに向かう時間、ぜひ、このコーヒーを飲んでください。私たちも久しぶりにこのコーヒーが飲めるのがほんとうに楽しみ。このコーヒーはほんとうにスペシャルです。だって、庄野さんがトラベラーズを使っているみんなのことを想いながら焙煎しているのです。
 
京都のイベントでも販売するトラベラーズプレスに庄野さんの焙煎に対する想いが綴られています。ぜひ、それを読んでから飲んで欲しいです。作る人と使う人、焙煎する人と飲む人、それぞれ相手を思い浮かべながら向かい合う。だからこそ美味しいんですよね。紹介したカフェのどこかが、皆様の京都の馴染みのカフェになっていくように、トラベラーズブレンドが、皆様にとって馴染みのコーヒーになってくれたら嬉しいです。
 
話変わって、ポストカードキャンペーンの入賞発表、掲載しています!入賞作品は後日ホームページ上に掲載させていただきますのでこちらもご期待ください!
 

 

 

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