2010年10月 5日

ペンキカスタマイズ at カラーワークス


 
いつもお世話になっている、インテリア向けの高品質のペンキや壁紙を販売しているカラーワークスさんが東神田に引っ越しをしたということで先日行って来ました。
 
この東神田は、小伝馬町、蔵前などともにセントラルイースト東京と呼ばれ、最近、注目されているエリアです。古いオフィスビルをリノベーションしたカフェやギャラリー、新しいショップがたくさん出来ています。中川ちえさんのお店in-kyo、日本の職人の技を活かした素敵なデザイン雑貨店SyuRo、ドイツや東欧の輸入雑貨のお店MARKTEなど、私たちが好きなお店もこの周辺にはたくさんあります。
 
カラーワークスパレットビルもまた、築50年のビルをリノベーションして生まれました。1Fはカフェで、2Fと3Fがペンキや壁紙のショップ兼ショールームとなっています。ペンキをその場で調合して色を作ったり、実際に試し塗りをしたりすることができます。そして、4Fはギャラリースペースになっていて写真展やインテリアをテーマにしたイベントを行っています。
 
カラーワークスのスタッフKさん愛用のトラベラーズノートはペンキカスタマイズ!革の表面にマスキングをしてペンキを塗り、素敵な柄を描いています。その下地は、何度もペンキを塗っては剥がすを繰り返し、独特のテクスチャーが生まれています。カバー内側にもペンキを塗って、そのペンキの色番号を記入しています。これはお客様に説明する際の見本として使っているとのこと。さすがペンキのプロならではの大胆なカスタマイズ。チームトラベラーズの141もKさんのカスタマイズに喚起させられて革のコバ部分にピンクのペンキを塗ってみました。これだけで表情がけっこう変わります。
 
ペンキで壁を塗るという習慣は、私自身も含めてあまり日本では浸透していませんが、そういえば京都のイベント会場1928ビルも、昨日ご紹介したHOSTEL64も、カラーワークスパレットビルと同じように、古いビルの壁に直接ペンキを塗ることで素敵な空間を演出していました。
 
もともとペンキや壁紙は住む家をカスタマイズするためのもの。それを上手に使うことによって、家の表情を自分好みにアレンジしたり古い建物を永く素敵に使うことができる。そんな話をしていると、トラベラーズノートとペンキって相通じる部分が多いのかもしれないと思いました。一緒になにか面白いことをやりましょうということで、話は盛り上がりました。
 

 

 

 

 

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