2022年2月28日

最近のこと

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先週、スターバックスリザーブロースタリーとのコラボレーションの情報をアップしました。
 
スターバックスリザーブロースタリーが僕らに最初に声をかけてくれたのは、そのオープンの3年前よりもう少し前のことだった。中目黒に新しいタイプの店舗を作るにあたり、同じエリアに拠点を持つブランドと一緒に何かをすることで中目黒全体を盛り上げたいと話をしてくれたのがはじまりだった。今までのカフェの概念を変えてしまうような新しいお店のコンセプトに驚かされるのと同時に、そこにトラベラーズが参加できることにわくわくしたのを思い出す。
 
その後、コラボレーションアイテムができあがり、プレオープンではじめて訪れた際にはまさにコーヒーワンダーランドと呼ぶにふさわしい店内に感動したし、さらにそこにトラベラーズノートも並んでいるのを見てしみじみと嬉くなった。
 
それからスターバックスリザーブロースタリーは、世界中から旅人が訪れる中目黒の新しい名所となり、トラベラーズファクトリーとあわせて行き来する方もたくさんいた。嬉しかったのは、ロースタリーのスタッフの方がトラベラーズノートのことをもっと詳しく知りたいとか、他のリフィルが欲しいからとファクトリーに立ち寄ってくれたことだった。そんなところにもスターバックスらしさみたいなものを感じた。
 
その後も、ノートバイキングイベントを開催したり、1周年のタイミングでは新しいコラボアイテムも展開してもらったりして、関係性を深めてきた。1周年の頃は、ちょうどコロナが広がり始め時期で、感染防止の時短営業や休業もこの頃からはじまった。実は昨年の今頃の2周年のタイミングで何かできたらと話を進めてい案件もいくつかあったんだけど、結局、陽の目を見ることなく中止になった。今でも感染状況次第で営業状況も日々変わるし、海外からのお客さんはほとんど来ることができない。コロナ禍の2年間、トラベラーズファクトリーにとって大変な時期ではあったけれど、規模も影響力もはるかに大きいロースタリーとは比べものにならないのは想像に難くない。
 
だからこそ、3周年を記念するグラフィックをトラベラーズに依頼してくれたときは嬉しかったし、そのときに差し出されたテーマが、中目黒を繋げ、楽しむものにしたいというものだったこともスターバックスらしいなと思った。3周年とあわせて、いよいよ発売となる日が来ると思うと感慨深いものがある。先日、久しぶりにロースタリーでコーヒーを飲むことができた。あの空間にいると、まるで海外のどこかの街でコーヒーを飲んでいるような気がして、旅の非日常感を味わうことができるんですよね。さらにちょっと気になっていたマリトッツォを生まれて初めて食べることができたのも嬉しかった。
 
3周年のテーマは中目黒散策。ぜひ、お近くにお越しの際はスターバックスリザーブロースタリーとトラベラーズファクトリーとあわせて中目黒散策を楽しんでください。
 
話変わりますが、同じくコラボレーション仲間のブランドでもあるシュペリオールレイバーのお店が3月20日、倉敷にオープンします。ここではトラベラーズカンパニーのパートナーショップとしてトラベラーズファクトリー商品の一部を扱っていただくのをはじめ、ここでしかできないオリジナルのカスタマイズサービスを展開していただく予定です。後日、もう少し詳しく書きたいと思いますが、ぜひご期待ください。
 
そんな中、ウクライナが大変なことになっている。海外営業担当によると、ちょうど昨年の秋頃にウクライナのお客さんと取引がはじまり、トラベラーズノートも好調に動き始めていて、そろそろ追加オーダーの話をしようとしていたタイミングだったとのこと。今、ウクライナのどこかで僕らが作ったノートに辛い日々を綴っている人がいるかもしれない。身の危険にさらされながら反戦デモに参加するロシア市民もいる。どちらもいままでどこかの旅先で出会ったかもしれないし、いつかどこかで出会うかもしれない。
  
そんなことを想像しながら、彼らの無事を祈りたい。そして、誰もが共有できる当たり前の真理として、戦争反対を切に願う。
 
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