2008年2月 5日

中国のCDショップ

今度は、中国の冷凍餃子が巷を騒がせています。中国での生産にも携わっている人間としては、人ごとではありません。中国に行くと感じるのは、とにかく激しく変化をしている過渡期であるということです。その中で、変化の中で置き去りになってしまっていることがあるのかもしれません。そんな流れに飲み込まれることなく、品質や安全には細心の注意を払っていくのが大事だと、あらためて思います。
 
品質の話とはまったく関係ないのですが、中国の変化を感じたお話。前回の12月の出張のとき、ホテルの近くを少しぶらぶらしました。地元の人たち向けのレストラン、お茶の店や薬屋の並びに怪しげな小さな本屋を見つけました。
 

 
香港や台湾のシャレた写真集などが売っている本屋の奥にはCDが沢山並んでいました。中国では、大型店を除けば地元の人向けの小さなCDショップでは、洋楽ロックのCDはほとんど置いていないのですが、この店は別で した。その品揃えはまるで東京のディスクユニオンです。しかも中国の正規版(それでも、日本よりはぜんぜん安いです)。
 
早速、トム・ウェイツの持っていないCDがあったので買いました。すると、店員が英語で、トム・ウェイツ好きなの?と話しかけ、さらに、トム・ウェイツが好きなら気に入るよ、とレナード・コーエンという人のCDを勧めてきました。帰ってから聴くと確かに好みの音楽。
 
中国の一地方都市の路地裏に、そんなショップが出来ているというのがちょっと驚きでした。
 

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