2008年2月27日

旅先のカフェ バンコクのクレープ屋

バンコクで泊まったホテルは、どこか暗い印象であまり感じが良いとは言ませんでした。朝、朝食をとろうとレストランへ行くと、たくさんの団体旅行客でごった返し、席も空いてません。さらに、食事もとても美味しそうには見えませんでした。
 
今日はタイでの最終日。ここで朝食を食べて、いやな感じで1日を始めるのは、もったいないなと思いました。そこで思い切って、ここでの朝食をやめてチェックアウトをして、外で食べることにしました。ふと近くに素敵なカフェがあることを思い出すと、とたんに気分が盛り上がり、急ぎ足でそこへ向かいました。
 
そこは4年前に一度来たことのあるクレープ屋さんです。(はい。甘いものが好きなのです。)クレープというと、よくショッピングモールで見かけたりする3角に包んで、手に持って食べるそれを思い出しますが、ここで食べたクレープはそれまで食べたものとはまったく違っていました。きれい皿に盛りつけられて、ナイフとフォークを使って食べます。外側は少しカリっとしていて、食べ進めると良い感じに、クレープと中のアイスクリームがまざり、感動をしたのを覚えています。
 
クーラーの効いた店内は予約でいっぱいとのことで、外のオープンスペースに案内されました。外なのですが、木のデッキの床にタイの3角座布団が置かれ、そこで足を伸ばして座ることが出来ます。朝の暑くなる前、南国の花ヘルコニアを眺めながら美味しいクレープを食べる時間は、至福のひとときでした。コーヒーを飲み終わる頃には、ホテルで感じていた嫌な気分もどこかに消えて、すっかり幸せな気分に包まれていました。
 

 

 

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