2008年3月13日

チェンマイコットン・2

チェンマイコットンを作っている村に着くと、まず鶏が迎えてくれました。その鶏も、どこか精悍な野生の顔をしています。さらに豚や牛もいます。聞くと彼らの食料として飼われているそうです。そして、木造の住居や小さな畑が点在するなかにコットンの工房がありました。
 

 

 

 

 
糸を紡いでいる女性がいる横で、ハンモックで気持ち良さそうに休んでいる人もいます。ゆったりとした空気がながれる中で、彼らのペースを守りながらコットンを作ることで生計を立て生活をしています。まさに、これぞスローライフという感じです。
 
昔から受け継がれている製法や材料を守りながら物作りをすることで、意識なく自然にオーガニックな作り方になっています。彼らには、エコロジー的なトレンドなどと全然関係ないところで、本当のエコロジーを実践しているのです。
 
こういう人たちと一緒に物作りが出来ること、そして、こんな素敵な環境で手間をかけて作られた物を日本の市場に紹介できること、そんなことを考えながら胸の高鳴りを覚えました。
 

 

 
次は、コットンを作る工程を紹介します。

最近の記事