2008年3月18日

チェンマイコットン・4

チェンマイコットンの話の続きです。
 
草木染めで色を付けた糸は、機織り機にセットされ一本ずつ丁寧に織られていきます。ベテランの機織りで、1日約90cm幅の布を5mほど織ることができるそうです。見ていると、カタカタと器用に織っていきます。
 
ただ、トラベラーズノートボックスで使っているコットンは無地なのでまだ早いですが、柄を織り込んでいくともっと気の遠くなるような手間と時間がかかります。
 

 

 

 
そうやって織られたコットンは、チェンマイの工房へ届けられ、ボックスとして仕上げられます。ここでも、機械は使われず手作りで仕上げられます。ほとんどすべての工程が人の手で手間をかけて作られた商品なのです。
 

 

 
ぜひ、このボックスをあなたの家のどこかに置いてもらうことで、トラベラーズノートの居場所を作って頂きたいと思います。ひとつの商品として仕上げるまでに、たくさんの作り手の思いが込められています。大切に永く使って頂ければ幸いです。
 

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