2008年10月14日

里山の収穫

3連休の初日、友人の誘いを受けて家族で千葉の成田へサツマイモと落花生の収穫に行ってきました。小雨の降るなかで、どろんこになっての収穫作業は、普段忘れていた土と触れ合いや食べ物の実りの喜びを思い出させてくれる貴重な体験になりました。
 

 

 
落花生って土の中になっているんですね。初めて知りました。収穫後、採れたての落花生を茹でて食べたのですが、いつも食べているピーナッツと違ってみずみしく枝豆のような食感があってとても美味しかったです。きっと採れたてでしか味わえない食べ方なのでしょうね。
 
今回参加させてもらったイベント、本当の目的は成田の里山の植林活動から始まっているとのこと。
 
今、さまざまなところで、CO2削減のため植林活動が行われていますが、本当に大変なのは、木を植えることではなく育てることなのです。収穫にあわせて、木に絡まった蔦を抜く作業もしたのですが、まだ小さい松の木全体に蔦が絡まり、その重みで木が傾いてしまっているのをたくさん見つけることができました。そんな蔦や雑草を丁寧に抜き取っていかないと、木が枯れてしまうのです。
 
植林するだけでなく、そんな地道な作業を続けていくことで、やっと木が育つのです。(実際には植林後そのまま放置されて、荒れてしまっている場所も多いそうです。)

一度失ってしまった森を育てることは簡単でないこと、そして、そんな難しいことをボランティアで地道に続けている人達がいることを知りました。いろいろな意味で勉強になった一日です。
 

 

 
さつま芋は大学いもにして頂きました。

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