2009年5月22日

Do You Remember Rock 'n' Roll Radio?


 
先日紹介したYUSHI CAFEに、古いラジオが置いてありました。家具のような存在感ある佇まいは、かつてラジオが暮らしの中で大きな存在だったことを教えてくれます。今見ても、スイッチ類や目盛のフォントが美しく機能的に配置されていて、きちんと丁寧にデザインされて作られたのが分かります。
 
その場で、ラジオを眺めながらスケッチをしてみました。絵を描きながら、考えるのはラジオのこと。中・高校生の時、音楽の情報源は圧倒的にラジオ。今はもうないFMファンなどのFM雑誌を買って、番組リストをチェックしながら、カセットテープにお気に入りの音楽を録音しました。そのことをエアチェックって呼んだんですよね。
 
サウンドストリートやクロスオーバーイレブン、サウンドオブポップスなどの番組を聴きながら、息をひそめてカセットテープの録音ボタンを押すタイミングを待っていたのを思い出します。
 
思春期の頃、ラジオによってロックの深みにはまっていきました。そして、たくさんのミュージシャン達から、世界は無限に広がっていて、たくさんの素敵なことがあるということを教えてもらいました。多感な時期、音楽によって随分救われたり、勇気付けられたりしたものです。また、ラジオ聴いてみようかな。
 
ところで、NHKのサイトでこんなものを見つけました。80年代当時のサウンドストリートが聴くことができるサイト。カセットテープのビジュアルが泣かせます。渋谷陽一と忌野清志郎のトークも聴けます...
 
・NHK青春ラジカセ サウンドスリート
 

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