2009年6月16日

Rainy Day Bookstore & Cafe


 
昨日紹介したCoyoteで掲載されている謝孝浩氏のトラベラーズノート。表参道の「Rainy Day Bookstore & Cafe」でその実物を見ることができます。このカフェは、Coyoteの出版元であるスイッチ・パブリッシングの直営で、その名の通り、本屋さんとカフェが一緒になったお店です。
 
旅などをテーマにセレクトされた書棚は、旅好きなら思わず見入ってしまうもの。また、SWITCHやCoyoteの特集にあわせた本のコーナーもあります。今は、そこに植村直己や南極についての本が並んでいます。
 
骨董通りを奥に進んだ閑散とした路地にあるので静かに本を読みながら、ゆったりとした時間を過ごすのに最適のカフェです。静かに流れるジャズとたっぷり揃った旅の本。温もりのある木のイスに座り、珈琲を片手に本のページをめくる。そんな至福の時間のなかで本を読み終わったら、書棚から上質の旅の本をもう1冊。
 
本の中に広がる旅の世界へ心地よく誘ってくれる空間です。梅雨のこの時期、雨の日にこんなカフェでのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか?
 
ここで見られる謝氏のトラベラーズノートには、旅のルートが標高差とともにイラストで描かれています。氏が山岳ガイドをしていた時の経験からこのような描き方をするようになったとのこと。これは、私にとって新鮮で、新しい旅の視点を教えてもらったような気分になりました。