2009年7月 6日

後半しゅっぱーつ!


 
トラベラーズノートの週間リフィールを後半に差し替えると、いよいよ今年も残り半分ということを実感します。
 
2009年前半戦、トラベラーズノートにとっては、青山スパイラルでの期間限定出店と旅祭参加がとても大きなイベントでした。まず、空間作りの楽しみを知ることができました。家具や壁を作り込んだり、香港から自転車を取り寄せたり、さまざまな小物を揃えていくことで思い描いていた世界観が、形になっていきます。前日深夜までかけての陳列作業でしたが、並べ終わった瞬間には、しみじみそこに佇んで、その場の空気に浸ってしまいました。多分、その空間を一番楽しんでいたのは、主催した私たちだったと思います。
 
また、お客様がたくさんその場に訪れて、そこを楽しんでいる姿を目にすることが出来たことも大きな意味がありました。言葉を交わしたり、商品を手に取る姿を見たり、お客様のトラベラーズノートを見せて頂いたり。そのことは、私たちに大きなヒントを与えてくれました。
 
これらのイベントで見えて来たこと、確信できたこと。後半戦は、それらを深く追求し、次のステップへ向かっていく期間。おぼろげだった目指している場所が、少しずつ視界に入ってきました。あとは、着実に近付いていくだけ。
 
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トラベラーズカフェ、今月も更新しています。みんなのトラベラーズノートは、かわうそさんのオリジナルカバー。これは誰も思い付かなかった大胆な発想です。
 
トラベラーズフォトは、ゆうきさんとtomo-sさん。ゆうきさんは、旅祭参加時にカスタマイズした素敵なトラベラーズノートの写真を送ってくれました。tomo-sさんは京都の写真。蝉の音が聞こえてきそうな写真です。
 
ストーリーはおなじみ、Hideさんとかわうそさん。Hideさんのお話は、亡くなってしまった義父さんの思い出。残っていく人の記憶に残るようなことを私達はきちんと出来ているのか、なんて考えさせられます。
 
そして、かわうそさんのパーゴラの天井はこれで終了です。最後の「河の家」の一節がかわうそさんの作品のテーマのような気がします。日々通り過ぎてしまう風景をもう一度立ち止まって見てみることで、素敵な発見があるんですよね。
 
ぜひぜひ、皆様もお気軽に投稿ください。
 
 

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