2009年8月20日

旅先のカフェ CAFE PAPIER (神戸)


 
神戸の街では、雑貨屋さんやカフェが入っている古いビルをいくつか見つけることが出来ます。これらのビルは、昔の景気が良かった頃の貿易会社や海運業者のビルで、今では空いてしまった部屋を小さな雑貨屋やアーティストなどに貸しているようです。
 
○○ビルヂングと書かれた古く立派な看板や大きな扉など昔のビルらしい重厚な佇まいと、隠れ家的な雑貨屋さんの雰囲気が良い感じにマッチし、面白いエリアになっています。
 
そんな中で、ひときわ妖しい雰囲気を放っていたのが、カフェパピエというお店のビル。中に入って、ドアを開けたとたん、紙もの、それも味のある紙、古い紙、外国の紙などが圧倒的な物量で、一緒に置かれたアンティークな小物や棚とともに迫ってきます。
 

 

 
まるで、どこか異国の紙問屋に紛れ込んだかのような迫力です。時間を忘れて、紙の山を掘り返してしまいました。レジに行くと、お店の方が話かけてくれました。私たちも紙を扱っている仕事をしているんです、と言うとさらに話は盛り上がり、ついには近々オープンする予定だと言う、まだ内装を作っている途中のカフェを見せていただきました。
 
すべて自分達で作ったという空間は、まさしく大人の男の秘密基地のようです。部屋の中にminiのボディがそのまま置かれていたり、さらに、そのヘッドライトが照明になっていたり。コースターやタイルを貼付けられた壁、車のシートのソファなど、面白いと思ったことを全部実現してみたら、こんな感じになりました
という空間です。
 
お話させていただいた店主のJIJIさんも、この空間そのままの面白い人。ここでも時間を忘れて話し込んでしまいました。楽しいな~。
 

 

 

 
話変わって、8月20日〜25日まで、台湾と中国に出張に行ってきます。久しぶりの海外出張。面白いものを見つけたら、こちらで紹介したいと思います。それでは行ってきます!
 
 

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