2009年8月 6日

Breakfast Buffet


 
海外のそれなりのホテルに泊まると、たいてい朝食は付いています。そして、その朝食はビュッフェ形式の場合が多いと思います。
 
仕事で海外に行くようになって、その手のホテルに泊まり始めたころは、このビッフェ形式の朝食が嬉しく、すべての料理をチェックして、和洋中問わず全体バランスなどを無視したたくさんの料理をお皿に盛って食べていました。
 
まあ要は貧乏性なのですが、何でも食べていいよと言われると、つい限界まで食べてしまう訳です。それが、同じホテルに何度か泊まったりする様になると、自分の好みのパターンが分かって来て、無理してたくさん食べるようなこともしなくなります。ちょっと余裕が出てくるんですよね。
 
席を決めると、まずはオムレツをオーダーし、トーストを2枚焼いて、ベーコンかソーセージに、チーズと生野菜を少し皿に盛って席につく。脂っこい中華などはもちろんスルー。いちいちすべての料理をチェックなんてしない。そうすると、ちょうど良いタイミングで、オムレツがサーブされる。そんな感じで流れるように用意した朝食を、ゆっくり食べていると、大人な気分です。まあ、新しいホテルに行くと、つい料理を全部チェックしちゃうんですけどね。
 
どちらが偉いという訳ではないのですが、旅の仕方もこのビュッフェと同じことが言えると思います。
 
初めての街に旅した時は、ついここもあそこも見たいって欲張ってしまうんですよね。それはそれで、楽しい旅なのですが、午前中はお気に入りのカフェでゆっくりと過ごし、午後は街角で目に留まった建物をスケッチして1日が終わる、なんて旅にも憧れます。なかなか出来ませんが・・・。
 
間もなく夏休ということで、旅に出る方も多いと思いますが、旅の途中何も予定がない1日を作ると新しい発見があるかもしれません。