KRAFT ENVELOPE
トラベラーズノートの仲間たち、2つ目はクラフトエンベロップ。
昔の書類ケースの目玉のような留め具が付いた封筒です。この手の封筒、タイや香港では、少し大きなサイズのものが今でも書類ケースとして現役で使われていて、ずっと前から香港やタイに出張に行く度に、街の文具屋さんで買ってました。紐をまわして留めるアナログ感とクラフトの味のある質感が好きで、実際にその封筒で送ると喜ばれたりしました。
クラフトエンベロップは、タイの古くからある封筒工場で作られています。この工場には12月の出張で行ってきたのですが、さまざまな所がカスタマイズされたり、修理された古い機械で封筒が作られていくのを見ることができました。最後の紐を付ける留め具だけは、ひとつずつ手作業で打ち付けられています。
昔ながらの製法で作られているため、一枚一枚比べると、微妙に印刷のカスレや滲みがあったり、留め具の位置も少しずれていたりします。もちろんひどいものは取り除いてますが、その微妙な違いも味わい深いものがあります。タイのクラフト紙の素朴な質感もおすすめポイント。ざらっとしたクラフトならでは質感が心地よい茶色と、昔の事務用品のような佇まいが魅力のオレンジの2色ご用意しています。パッケージもタイのクラフト紙で出来ています。
郵送できる定形の<M>とカードなどが入る<S>、そして、紐がついていないタイプの3種類のサイズがあります。単純に、<M>は手紙を送る封筒として使ったり、<S>はカードやメッセージを送る時の封筒として使っても素敵ですが、送る用途以外にも、海外で手に入れたポストカードやレシート、チケットなど入れて、旅の紙ものをまとめて入れておくのにも楽しい使い方です。同時に発売するラベルシールに入れたものを記入して、封筒に貼ってもいいですね。
あともう一つ、面白い使い方がノートの表紙や中紙に、両面シールで貼ってしまうこと。<S>はパスポートサイズにぴったりですし、<M>は先日紹介したスパイラルリングノートのB6にぴったり。これで、ポケット付きのノートになります。私は早速パスポートサイズに付けて使用中。名刺をざっくり入れています。
クラフトエンベロップは、トラベラーズノートの新商品と同じ3月19日発売予定です。