2010年9月24日

旅の後の休息


 
京都の3日間のイベントが終わり、嵐のような撤収作業をした後、大阪に一泊してきました。翌日は祭日で休みなので、そのまま家に帰るのがもったいないって考えたのです。大阪では、エキサイティングな打ち合わせがあったり、素敵なお店を見たりして、とても意義深い旅だったのですが、さすがに帰る頃にはヘトヘトでした。
 
その後の2日間は、疲れからか、体の調子もいまひとつ。やっとの休みとなった秋分の日は一日中家でのんびりと過ごしました。朝10時頃起き、ご飯を食べて、コーヒーを飲む。録画しておいたテレビ番組「うぬぼれ刑事」と「熱海の捜査官」を見ているうちに、眠くなってまた、ひと眠り。
 
雨が激しく降る音で目が覚める。再びコーヒーをいれて、ジャクソン・ブラウンを聴きながら、大阪のスタンダードブックストアで買って来た本を読んでみる。部屋の隅では、娘が買ったばかりのポケモンの新作をニンテンドーDSで静かに遊んでいる。ずっと激しく降り続ける雨が、そのままどこにも行かずに家でだらだらと過ごし続けることへのちょうど良い言い訳になってくれる。
 
肌寒さを感じて、久しぶりに家でTシャツの上に長袖のシャツを着る。イベントの時は暑かったのに、今日はクーラーも扇風機もいらない。秋が深まり涼しくなってくる感じは、寂しくてあんまり好きではないけれど、旅が終わった後の体の疲れを癒すには都合が良い。
 
結局、一歩も外に出ることもなく一日を過ごす。先週の今頃は、京都で搬入作業をやっていたんだなあ。素敵な人たちとたくさん出会えたイベントのことをしみじみと思い出した。明日になったら、また新しい旅の計画を少しずつ立てていこう。