2010年9月21日

「トラベラーズノートと仲間たち in KYOTO」を終えて


 
「トラベラーズノートと仲間たち in KYOTO」無事終了しました。まずは、会場に足を運んでくれたたくさんの旅人たちに御礼申し上げます!
 
はじめて東京以外の場所で行われるイベント。設営のことやお客さんに来てもらえるのかなど不安もありましたが、そんな不安も始まって時間が経つにつれてなくなりました。地元、京都はもちろん、大阪、神戸、奈良、さらに徳島、下関、名古屋、横浜、東京からも旅人たちが、集まってくれました。もうそれだけで感動です。
 
私たちも旅先でのイベントなので、気分は旅人。旅人どうしで話をしたり、お互いのトラベラーズノートを見せ合ったり、ノートをカスタマイズしたりして、笑顔になる。最高に楽しい時間を過ごす事が出来ました。
 
ノートは本と違って、もともとは何も書いていない、何の情報も価値もないもの。そこに使い手に何かが書き留められることによって、この世にたったひとつの掛け替えのない価値があるものになります。さらにトラベラーズノートは、カスタマイズされることによって、中身だけでなくて、外側も違う顔を見せてくれます。今回のイベントも、ノートのようにその土台となる場を作るだけでは何の意味をなさないもの。人がそこに集い、見たり、話したり、作ったり、笑ったり、感動したりすることで、はじめて価値が生じます。
 
9月17日から19日までの3日間、そこに集まった旅人たちによって、京都の同時代ギャラリーには、他のどこにもないスペシャルな空間が生まれました。3日間毎日足を運んでくれたお近くにお住まいの方が、最終日帰るときに、もう終わっちゃうなんて寂しいなあ~と言いながら、出て行かれました。そんな言葉を聞いて、嬉しいのと同時にほんとうに寂しい気持ちになりました。
 
でも、旅はまだ続いています。今回のイベントでまた何かが大きく動いていくのを実感しました。トラベラーズノートと仲間たち、もっともっと先に向かって旅を続けて行きます。今回のイベントで出会えた仲間たちからたくさんの勇気と希望を与えてもらいました。こんな楽しくて感動的な旅、止められるわけがありません。
 
最後にもう一度、このイベント来てくれた旅人の皆様、また拙い私たちのために、イベントに力を貸してくれたすべての方々に感謝を申し上げます。ありがとうござます!