大阪散策日記・通天閣篇
大阪といえば、グリコ看板に通天閣。実は私はそのどちらも見たことがありませんでしたが、今回の大阪行きで、やっと行くことができました。
まずは、道頓堀のグリコ看板へ。この辺りは、居酒屋やレストラン、おみやげ屋が建ち並ぶ大繁華街。地元の人に観光客、たくさんの人にあふれていました。写真を撮って次の目的地、通天閣がある恵美須町駅に向かいました。
地下鉄駅から外に出ると、商店街の先に通天閣が見えてきました。しかし、その辺りはどこか寂しげでグリコの看板があった道頓堀とは対照的。下町風情を感じる場所です。そんな中で、けなげに光る通天閣は懐かしく、味わい深い佇まいを見せてくれました。とりあえず、この場所に来たもうひとつの目的である串カツ屋さんを探して、街の奥深くに進んで行きました。
串カツ。これも初体験でしたが良いですね~。安くて、早くて、美味しい。旅先では、ちゃんとしたレストランで食べる料理よりも、屋台や庶民的な食堂で食べるB級な食べ物の方が印象に残ります。
串カツを食べたあと、さらに商店街を進んでいきましたが、このエリアはほんとうに時代が止まっているかのようです。薄暗い商店街にあるオープンなカラオケパブから明日のジョーのテーマを歌う声が聴こえ、将棋屋さんでは鋭い目をしたたくさんの年配の方々が将棋をさしています。
昨日書いた中崎町には、お洒落なカフェや雑貨屋さんがありましたが、この界隈は、そんな甘ったるいチャラチャラしたものなんかこっちからお断りだぜ、と言いそうな頑固さを感じます。こんな街が残っているのもまた、大阪の魅力なのかもしれないですね。大阪まだまだ面白い場所がありそうです。