空港への旅
新年の仕事が始まって早々、1月6日から久しぶりの中国出張です。羽田空港の国際化ということで、12月のソウル行きに続き、今回も羽田発。
学生時代、初めて海外に行った時は上野から京成電車に乗って成田に向かいました。お金を節約するためスカイライナーではなく普通列車。ゆっくり走る列車の車窓からのんびり田園風景を眺めていると、国内の小旅行をしているようで、初めての海外への旅のちょっとしたプロローグとなりました。
それからも自宅からの乗り継ぎの都合で、成田に行くときはいつも京成電車の普通列車です。午前中の早い時間に飛び立つ飛行機に乗ることが多いため、成田に向かう車内でよく日の出を見ることができます。
1年ほど前に成田の少し手前で見た風景が印象的でした。朝日が昇り空が明るくなるのと同時に、田んぼの上に朝靄がたちこめてきて、とても幻想的な風景が広がっていました。遠い成田空港にはそんな楽しみもありますが、海外の旅の出発地に、都内の羽田空港という選択肢が増えるのは利用者にとっては良いことではあります。
空港は、旅立ちの高揚感や緊張感にあふれた独特の雰囲気の場所。今でも、そこに足を踏み入れる瞬間は胸が高まります。いつまでもそんな気持ちを忘れないでいたいですね。