2011年6月20日

週末は香港へ



今週末は、海外イベントの続きで香港へ行ってきます。香港は、私にとって最も旅情を感じる都市のひとつです。狭い地域のなかに、新しいモノと古いモノ、東洋と西洋、華美なモノと祖末なモノなどが渾然一体となって、独特の文化を作り出しているのが、香港の大きな魅力です。
 
世界中から訪れるさまざまなタイプの旅人たちが、違和感なく馴染んで見えるのは、その複雑な政治的な背景から、多種多様な文化を受け入れてきた歴史があるからなのでしょうか。道路にせり出した自己主張のはげしい看板、ノスタルジックなスターフェリーから見える香港島の美しい夜景、街に漂う香辛料や肉の焼ける匂い。
 
私のイメージでは、香港は世界中からやって来た旅人たちが交わる世界の旅の中継地点。そこを起点に旅が始まり、そこに戻ってくることで旅が終る。そんな場所なのです。今まで仕事で何度も香港を訪れていますが、今回はちょっと特別な気分。世界中の旅人が集う都市でトラベラーズノートのイベントが行われるのです。胸が高まります。
 

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