2011年10月12日

TRAVELER'S FACTORY is made with company,


 
ぼくらの夢の基地がもうすぐできあがります。無骨で飾り気がないのに強い存在感を放つ古い建物。そこに惚れ込み、オーナーさんに無理を言って、使わせてもらうことができました。その建物がカスタマイズされて、少しずつトラベラーズの世界に姿を変えていきます。そして、その中にはさまざまなストーリーを持つ道具が運び込まれていきます。
 
今日は流山工場から、万力が備え付けれたテーブルが届きました。何十年も前から工場にあって、今も現役で機械の修理に使われている大切なテーブルを工場長にお願いして貸してもらいました。チェンマイの古道具市で見つけた鉄の箱や木のショーケースも届きました。トラベラーズノートが置いてある棚はもともとこの倉庫で眠っていた古い木製のパレットをバラして作ってもらいました。自慢なのは、どれもお金では買えないものばかり。ぼくらの足と、ぼくらの想いに共感し協力してくれた仲間たちによって集められた道具ばかり。
  
そのカスタマイズ作業の指揮をとってくれている大将たちもトラベラーズノート・ユーザー。私たちが面倒なことばかりを依頼しても、プロの視点と技で、確実に仕上げてくれます。なにより嬉しいのは、基地作りを楽しんでやってくれていること。
 
トラベラーズファクリーが出来上がってくるにつれて思うのは、この空間は今のトラベラーズノートと、その仲間たちによってしか作ることができない唯一無二なものであるということ。いくらお金を積んでも同じようなものは決してできないはず。なぜなら、ぼくらと仲間たちの想い、道具や建物の物語、それらはお金では買うことができないから。きっと、古いのに新しくて今まで誰も見たことがないトラベラーズらしい最高の基地になるはず。
 
あと少し。もう少しでその場所に足を踏み入れただけで、胸が高鳴りわくわくするような夢の基地ができます。ぜひ、楽しみにしてください。