2011年12月 5日

Just Like Starting Over


 
そろそろトラベラーズファクトリーでもクリスマスっぽい曲を流そうかなとクリスマスの曲を思い浮かべます。クリスマスソングで好きなのは、アイリッシュパンクバンド、ポーグスの「ニューヨークの夢」と、ジョン・レノンの「ハッピークリスマス」。どちらもクリスマス時期になると、さまざまなところで耳にする定番の曲です。クリスマスソングばかりをずっと聴かされると食傷気味になりますが、ふと街中で自分の好きな曲が流れて来ると、華やかなのに感傷的なクリスマス特有の気分になって、それはそれでいいものです。
 
でも、クリスマスソングの前に、お店ができたらこの時期に流したいと思っていたのがジョン・レノンの曲。 12月8日はジョン・レノンの命日です。中学・高校生の頃、その日が近付くと当時よく聴いていたFMラジオに、彼の曲が頻繁に流れていました。そのせいか、今も12月になると、自然とiPodの彼の曲の再生回数が増えてきます。
 
1年がもうすぐ終ろうとする12月。大きな震災があった今年は、特にその歌声が深く心に響き、癒してくれたり、力を与えてくれるような気がします。軽快でかっこいいロックンロール、心の奥底を突き刺す、叫びのような曲、実験的で革新的でミステリアスな曲、革命を呼びかけ心を高揚させる曲、ロマンチックで愛に満ちたラブソング。やり場のない怒りや不安なこともあるけど、それを受け止めながら、未来へ向かって行く勇気を教えてくれる。彼の歌は30年以上たった今もそんな力に溢れています。
 
トラベラーズファクトリーでは、9日までBGMはジョン・レノンです。