2012年4月18日

Brooklyn Neighborhood


 
さしあたって行くあてもないのに、ふと手に取ったニューヨーク・ブルックリンのガイド本をパラパラめくると、そこで紹介されているカフェや本屋、雑貨店の写真にぐっと魅せられてしまい、そのまま購入してしまいました。
 
たった1度だけのニューヨークに行ったのは7年前。その時も少しだけブルックリンを歩いたのですが、五番街にソーホー、チェルシー、セントラルパークにMoMAなど派手な場所の印象が強く、ブルックリンは、どこか閑散とした倉庫街という印象でした。ただ、ブルックリン橋のたもとにあったピザ屋で食べたピザがとても美味しかったことはよく覚えています。
 
購入したガイド本を見ていると、ジャンクな香りのするアンティークショップ、壁に歴代の常連の写真が並ぶ老舗ダイナー、壁中の本棚に色とりどりの本が詰まった古本屋、さらに活版印刷やシルク印刷の工房など、魅惑的なお店がたくさんあるのが分かります。どうも最近の文化の潮流はこの街から流れてきているようです。
 
朝食はこのカフェでTwo eggs any styleを目玉焼きで、カリカリに焼いたベーコンを添えてもらう。コーヒーを飲みながら、街行く人を眺めてゆっくり朝食を取り、そのあとは、この本屋と雑貨屋を歩き、昼食はNYで一番美味しいと言われているハンバーガーを食べる。午後はレタープレスのワークショップを体験し・・・。本を読みながら妄想は膨らみます。
 
トラベラーズノート片手に本当にこの街を歩くことを想像しながら、まずは、空想の旅をする。その時点で、本当の旅は始まっているのかもしれません。