2012年9月24日

すべてのロマンチックに生きようとする人達に捧ぐ


 
そろそろ2013年ダイアリーとともにTRAVELER'S TIMES Vol.7をご覧頂いた方も多いと思います。その唯一の連載ページ、How do you use?では、料理やデザイン、イラストレーター、作家など、各界で活躍するトラベラーズノート愛用者の方々に、それぞれの視点でトラベラーズノートについて語っていただいています。僕らが気付かなかった新たな魅力を引き出してくれたり、思わずうっとりするような素敵な使い方を紹介してくれたり、毎回僕ら自身も楽しみながら編集をさせていただいています。
 
今回は、アアルトコーヒーの庄野雄治さんに登場していただきました。これが、実に詩的で素敵な文章で僕らがそうありたいノートの魅力を代弁してくれています。詳細は誌面を読んでいただくのが一番ですが、日々の生活に寄り添いちょっとだけ気分を前向きでロマンチックにさせてくれる、彼の焙煎するコーヒーのような魅力が発見できます。
 
その庄野さんが発行するリトルプレス「Hemisphere Vol.2」が届きました。前号に続き、今回も庄野さんとその仲間たちによる手作りの熱い想いの詰まった1冊です。今回はその仲間たちの数も増え、トラベラーズファクトリーでお世話になっているtico moonの影山さんや旅ベーグルの松村さん、の藤原さんをはじめ、恵文社一乗寺店店長の堀部さん、in-kyo店主でエッセイストの中川ちえさん、イラストレーターの落合恵さんに、映画監督井口奈巳さんなどなど、幅広い顔ぶれ。そして、僭越ながらトラベラーズノートチームも執筆に参加させていただいているのです!
 
今回のテーマは映画。執筆陣の個性溢れる映画に関する文章は、メジャー雑誌にはできない一癖も二癖もあるものばかり。でも、自由にそれぞれの映画への想いを綴った文章が並ぶ誌面は、雑誌が本来持っていた自分たちの手で文化を造り発信していくという心意気に満ちています。
 
「すべてのロマンチックに生きようとする人達に捧ぐ。」
 
表紙に書かれた庄野さんによるこのコピーにびびっときたら、ぜひ手に取って読んでみてください。徳島のアアルトコーヒー、京都の恵文社一乗寺店他、もちろん、トラベラーズファクトリーでも販売中です。One day diaryの6曲入CD−R [for your new surroundings/あなたの新しい環境のために]も付いています。