ゴードン・スミス
先週末にアップした「みんなのトラベラーズノート」でかわうそさんが紹介しているゴードン・スミス氏の日本旅行記ですが、ぜひ読みたいですねとメールしたところ、その本を送っていただきました。しかも、荒俣氏が訳した日本語の旅行記と、英語の原文の本両方です。
まだ、ぜんぶは読んでいませんが、明治時代の日本の風景や人々の写真や絵師のイラストとともに、面白く書かれています。例えば、お正月に街を歩き店に入ると、当時は、のし袋のようなものにちょっとした粗品を入れて配っていたことなど、細かい暮らしぶりを見ることが出来ます。そんなことも欲しくもないものをもらってがっかりする様子とともにもらったのし袋の写真が掲載されていて、当時の様子がとても伝わります。
外国人の目線だからこそ、すべてが新鮮にうつって当たり前の日常風景もこまかに描かれています。今の私たちにとっても当時の生活風景は新鮮に見えるところが多いです。 かわうそさんが言うように、これもまさしくゴードン・スミス氏による「トラベラーズノート」です。
かわうそさんのお言葉に甘えてゆっくり読ませていただきたいと思います。