2008年9月30日

旅先のカフェ Elephant Factory Coffee (京都)

京都の話もう少しだけ。
 
朝7時に宿を出て、清水寺~北野天満宮~龍安寺~金閣寺と自転車でまわり、さらに昼食後、アンジェ、裏具などなど、お店巡りをしてすっかり疲れたので、カフェで一休み。
 
お目当てのカフェは、京都の繁華街の路地裏、ビルとビルの隙間の妖しげな小路を入った中にありました。
 

 
古いカラオケバーが入ってそうなちょっとくたびれた感じのビルの2Fに、エレファント ファクトリー コーヒーがあります。
 
裸電球が照らすコンクリートの壁の陰影、無垢な風合いの木のテーブルの上には窓から午後のやさしい日差しが差し込んでいます。床にはアンティークの木の棚や鉄のトランクがあり、その上に本が積み上げられています。これらの本は実際に買う事もできます。
 

 
「象工場のハッピーエンド」が店名の由来とのことで、棚の上には、村上春樹氏の本がたくさん並んでいました。
 
心地よい空間で良い音楽を聴きながら、センスの良い雑誌や本をぱらぱらめくり、感じの良いスタッフが入れてくれたおいしいコーヒーを飲む。カフェってそんな素敵に過ごす時間を売っている場所なんですよね。だから、全部大事。うん。勉強になります。
 
このカフェにトラベラーズノート、とっても居心地が良さそうに見えます。
 
" 時には人生はカップ一杯のコーヒーがもたらす暖かさの問題、
とリチャード・ブローティガンがどこかに書いていた。
コーヒーを扱った文章の中でも、僕はこれがいちばん気に入っている。"
「象工場のハッピーエンド」村上春樹著より
 

 

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