旅と音楽と、もみじ市
土曜日、多摩川河川敷で開催された「もみじ市」というイベントに足を運んでみました。
テーマは「旅と音楽」。モノ作りの人、アーティスト、ミュージシャン、古本や中古カメラなど自分が好きなモノを売っている人、お菓子屋さんやカフェがいろいろな所から集まり普段は何もない河原でマーケットを開いている。そんなイベントです。
素敵な作品と美味しい食べ物、心地よい音楽。決して豪華ではないのですが、手作りの暖かみと作り手の思いがこもったものばかり。作り手と買い手が言葉をかわし、お互いの好きを確認しながらコミュニケーションができる。プロフェッショナルな人達による学園祭のような感じの楽しく素敵なイベントでした。
大量生産じゃなくても、大金がなくても、大企業じゃなくても、1人でも強い思いと仲間がいれば、何か素敵なことができる。こういうイベントにたくさんの人が集まり、楽しんでいる姿を見ると嬉しくなります。分かってくれる人はきっといるって信じられます。
下の写真は、もみじ市でゲットしたモノ。ポスターの写真がなんともいい感じ。フォルクスワーゲンのワゴンに乗って、素敵な商品とたくさん積んでやってきました、という感じ。なんだかおしゃれな旅の行商人みたいですね。小さい頃、寅さんに憧れていた私にはぐっとくる写真です。
トラベラーズノートについているのは、成田理俊さんの作品で鉄で作ったボタン。鉄を手で叩いて作った跡が残る無骨だけど暖かみのある作品です。トラベラーズノートにとても似合います。最近、鉄という素材が気になっていたので、嬉しい出会いでした。
このイベント、毎年開催しているようです。次は出展者として参加したいなあと思いました。