2009年5月26日

TRAVELER'S cafe OPEN!


 
流山の片隅に、一日だけのカフェTRAVELER'S cafeが再びオープン。今回は、本気です。
 
コーヒーは四国のaalto coffeeより仕入れました。38riverの手作りスイーツ、84bookによるメニュー表やパッケージ、そして、みんなで作ったインテリア。
 
コーヒーの香りに包まれながら、黒革のソファに腰をうずめると、古壁に貼っては剥がされた異国のチラシが見にとまる。使い込まれた古い木の棚に置かれている本やアンティークな旅の道具たちが旅情と郷愁を誘います。BGMは、初期のボブ・ディランやトム・ウェイツ。メロウな歌声が切なく心に響いてくる。旅のロマンチシズムを感じさせてくれる場所。
 
まるで、遠くから来た旅人を心地よく迎えてくれるどこかの異国の路地裏で偶然見つけた素敵なカフェ。
 
ギターでロバートジョンソンのブルースをつま弾く人。煙草を吹かしながら、ロバートフランクの写真集を眺める人。ローソクの灯りに向かい合いながら、静かに会話をたのしむ男女。小さい子供と女性は2人で絵を描いている。それぞれが、それぞれの心地よい時間を過ごしている。でも、みんな旅人。旅が好き。旅するように生きている人々。
 
さらに、今回はトラベラーズセレクトのプロダクトコーナーも設置。ここにあるモノたちは、旅人気分を忘れずに日々を過ごすために、いつも手に持っていたい道具たち。素敵なポストカードを見つけた。久しぶりに友人にハガキでも書いてみようかな。
 
忙しさで自分を見失いそうになった時、勇気が足りず踏みとどまってしまいそうな時、大切な何かを失って心が打ち砕かれそうな時、ここは旅を愛するすべての人々をあたたかく迎えてくれます。だって、僕らはトラベラーです。トラベラーはいつもポジティブでクリエティブ。それさえ思い出せれば大丈夫。失われかけた夢が、目の前に現れてくるはずです。

そして、このカフェを出る頃には、新しい旅を始めるような気持ちになっています。こんなカフェあったら行きたいでしょ?私は行きたいです。