2009年11月20日

横浜散策


 
休日、家内と娘と3人で横浜へ行きました。中華街で夕食を食べた後、家内は用事があって別の場所に行ったため、娘と2人で帰ることになりました。
 
せっかくだからと山下公園を通って海を見ながら少し歩くことにしました。最初は早く帰ろうと言っていた娘も、きれいな夜景が見えてくると楽しくなってきたようです。いつもはそっけない態度が多いのですが、少し饒舌になってきました。その前日にあった学芸会のことや学校の友達のことを話しながら歩きました。
 
「サンタさん見たことある?」
 
遊歩道から見えるイルミネーションがクリスマスを連想させたのか、突然そんなことを口にしました。
 
「ないよ。どうしてそんなこと聞くの?」
 
「だって、かほちゃんがサンタさんはいないかもしれないって言うんだもん。お父さんは、いつも遅くまで起きてるから見たことあるかなあって思った」
 
「サンタが来るまで起きてようと思うんだけど、いつも我慢できなくて寝ちゃうんだ。きっと家族みんなが眠らないと来ないんだよ」
 
「そうなんだあ。人に見られるのがいやなのかなあ。」
 
「そうなのかもしれないね。で、今年はサンタに何をお願いするか決めたの?」
 
「犬の写真がたくさん載ってる本があるんだけど、それが欲しいんだ。でも、どうしてサンタさんはいつも欲しいものが分かっちゃうのかなあ」
 
9歳の娘にとって、世界はワクワクする楽しい疑問に満ちあふれています。旅はまだ始まったばかりで、世界は果てしなく広く未来は遥か遠くのことのようです。
 
あと一ヶ月とちょっとで、クリスマスですね。人生の旅も折り返し地点を過ぎようとしている大人になると時間が経つのが早いです...。