2010年3月 8日

Do It Yourself


 
イベント準備のため、デザインフィル流山工場へ行ってきました。壁になる板をペンキで塗ったり棚を作ったりする作業をするためです。
 
まずは、ホームセンターで材料の買い出し。工場の近くに何軒かある中で一番大きなホームセンターに行ったのですが、ここはすごい。さまざまな木材に玄関のドアやトイレの便器から、配水管や鉄筋まであるんですね。やる気さえあれば、ここで材料を揃えて家が一軒建ってしまいそうです。まさにDo It Yourselfを喚起させてくれるお店でした。
 
今回のイベントでも私たちがこだわっているのが、このDo It Yourself精神。出来る限り自分達の出来ることは自分達でやってしまおうということ。これは、予算上の理由であったりもするのですが、もっと大きな理由は、私たち自身で作ることで、より自分達の伝えたいことがぶれることなく高い密度で表現できるということです。
 
壁や棚を作るのも、専門家に頼んだ方が、きれいなものが出来るのかもしれませんが、荒削りであっても、自分達で作ったり、書いたり、話すことが一番強いメッセージを発信することができる。このパンクロック的な精神を常に持っていたいと考えています。
 
これは、さまざまな協力をしてくれる仲間たちの存在があるから成し遂げられる事でもあります。流山工場には、木工が得意なスタッフが何人かいて、棚作りを手伝ってくれています。また、今回壁に塗るペンキは、お世話になっているカラーワークス様よりご協力いただきました。
 
安直に専門家に外注したりせずに、みんなの協力やアドバイスを受けながら、自分達自身で作ることで経験値を増やしていく。そうすることで自分達で出来ることのレベルを少しずつ上げていく。決して効率的なやり方ではないのかもしれませんがDo It Yourselfで出来ることにこだわりながら地に足をつけて、ゆっくり成長していくことが大事だと考えています。
 
でも、本当のことを言うと、自分達でやるのが楽しいからというのは一番の理由なのかも。こんなに楽しいことを人にやってもらうなんてもったいないのです。
 

 

 

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