朝の予感
朝、目が覚めると窓からまぶしい光が差し込んできました。今日は暖かくなりそうです。ずっとハンガーに掛けておいて袖を通す機会を待っていた、お気に入りの白い麻のシャツ。やっとその出番がやってきました。
そう決めると、なんだか少し嬉しくなって、ぬるくなったコーヒーをお腹に流し込み、まだ半分しか吸っていない煙草の火を消しました。
シャツの上に薄手のジャケットをはおり外に出ると、気持ち良い朝の少し冷たい空気を感じます。iPodをビーチボーイズにあわせて自転車に乗りました。
明け方まで降っていた雨がまだ道路に残っていて、朝の日差しが濡れた道路にキラキラと反射しています。イヤフォンから流れるWouldn't it be niceの心躍るようなイントロ。"素敵じゃないか!"
今日は、いい日になりそうな予感。