2010年6月15日

コーヒーの淹れ方教室


 
日曜日、蔵前のin-kyoで行われたaalto coffeeの庄野さんによるコーヒー教室に参加してきました。
 
in-kyoは、エッセイストの中川ちえさんのお店。作家さんや職人さんによって作られた大量生産ではない、器や生活道具を扱う素敵なお店です。中川さんもコーヒーの淹れ方の本を書いているほどのコーヒー通。
 
今回は、庄野さんの説明にあわせて中川ちえさんがサポートをするという豪華な顔ぶれで行われました。庄野さんのコーヒー教室は家でするように淹れ方を覚えてほしいということで、普段使っている道具を持参で参加します。道具による味の傾向などを聞くことからはじまり、挽いた豆をフィルターに入れ、コーヒーを淹れ終わるまで一通り説明を聞き、自分達の道具で実際に淹れてみます。それぞれが淹れたコーヒーを飲み比べてみると薄いのや濃いのがあって、楽しい。
 
庄野さんによると、この世にまずいコーヒーというのは存在しないそうです。薄かったり、苦かったり、酸味が強いコーヒーはあるが、要は自分が好きな味をはっきりと意識し、その理想を求めて追求していくことが大切なのだそうです。また、日によって味が変わるのも、当たり前。それはそれで楽しんで欲しいとのことでした。庄野さんのコーヒーの淹れ方のヒントは、まるで人生のヒントみたいです。
 
最後に、庄野さん直伝の美味しいコーヒーを淹れるための2つポイントを。ひとつは、丁寧に手を抜かず淹れること。そしてもうひとつは、笑顔で淹れること。やっぱり、人生のヒントにもなりますね。
 

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