昨年末から使っていた仕事用のリフィルが終ってしまったので新しいものに差し替えです。新しいリフィルは、軽量紙。議事録から覚え書きのメモ、アイデアスケッチまでなんでもざくざく雑に書き込む仕事用には、たっぷり書ける軽量紙を使用しています。薄くて軽いこの紙は、辞書みたいにページのめくり心地もいいんですよね。
　
新しいリフィルをトラベラーズノートにセットする時のちょっとした儀式が表紙のカスタマイズ。今回は、海外の古切手がたくさん手に入ったのでそれを表紙にペタペタ貼付けてみました。
　
細かい線画の単色で刷られた古い切手が好き。この頃はコンピューターなんてもちろんないから一見正確に描かれた幾何学模様の線も一本一本太さや間隔が違います。職人の手によって美しく描かれた模様や風景に、印刷の滲みや変色した紙の質感が相まって、温かく味わい深いものになっています。古い切手やマッチラベルは、デザインも大胆でかっこいいものが多いし、素敵なものを見かけるとつい買ってしまいます。そうやってたまっていった紙片を、リフィルに貼るだけで、仕事もはかどり、いいアイデアが浮かんできそうな気がします。