2012年7月 2日

Traveling TRAVELER'S notebook in Europe


 
ヨーロッパより帰ってきました。ロンドン、アムステルダム、パリとまわり、merciでのイベントをはじめ、各都市にいるトラベラーズノートの販売代理店を運営しているパートナーと会ってミーティングをしたり、実際に置いてくれているお店を見たり、さらに蚤の市でトラベラーズファクトリーの商品を買い付けてきたり、盛りだくさんの出張となりました。長年使っていた自分のトラベラーズノートやカメラをなくしてしまうトラブルもありましたが、それ以上に得ることが多い旅でもありました。
 
ヨーロッパを歩いて、いつも感じることは、長年培ってきた価値観や歴史を大切にしながら生活しているということ。例えば、アメリカのコーヒーチェーンやハンバーガーチェーンもいくつか見ることができますが、やっぱりロンドンにはパブ、パリにはカフェの方が圧倒的に多くて、さらに、それらはそれぞれ個性を持ちながら地元のコミュニティーのひとつとして機能しています。ふと入ったカフェが100年以上前から営業している、なんてことも珍しいことではありませんでした。
 
トラベラーズノートを扱ってくれているお店もパリのメルシーやロンドンのコンランショップのような有名店から、小さなセレクトショップまでさまざまですが、共通しているのはオーナー達がトラベラーズノートを単なる売るための商品としてだけでなく、そのコンセプトやストーリーに共感しながら扱ってくれていることです。話を聞いてみると、私たちの想像以上にその中に日本らしさを感じているようで、日本人としてのアイデンティティーが自然と現れていることを実感しました。
 
自分達の文化を大切にする分、他者の文化に対しても、その背景を理解しながら尊重していくという意識が強くあるのかもしれません。やはり、海外に行くと、自然と日本人であることを強く意識させられます。ヨーロッパでの詳しいお話は、これから少しずつこちらでも紹介させていただきます。
 
テレビでご覧になった方も多いと思いますが、不在中にお姫様がやってきて、トラベラーズファクトリーを紹介していただいたそうです。7月4日よりパリのmerciとのコラボイベントも始まります。新しい商品も同じタイミングで発売する予定ですので、ぜひ、こちらにも遊びに来てください。