Happy Christmas and Nice Trip!
ぼくの実家は、下町で魚屋をやっていたこともあり、クリスマスなどの洋風の行事にはそれほど熱心ではありませんでした。それでも小さいときには、枕元にプレゼントを置いてサンタクロースのまねごとのようなことは、ちゃんとやってくれたような記憶があります。だから、幼少期にはいちおうサンタクロースの存在は信じていたような気がします。でも、その存在を否定するようになったのはいつなのかはっきり思い出すことはできません。
もうすっかりサンタクロースの存在なんて信じていないんだろう思って、小学6年生の娘に、ちょっと冷やかしぎみに、今年はサンタさんが来てくれるかな〜、なんて言ったら、そういうことは言わないで!とたしなめられてしまいました。
サンタクロースは、ある日突然否定するようなものではなく、なんとなくその存在に疑問が生じていても、もしかしたらいるかもしれないという夢をどこかに持ちながら、白黒をはっきりさせることなく、大人になっていくものなのかもしれません。
ぼくだって、サンタクロースがやってくることは期待していなくても、クリスマスの時期には何か素敵な奇跡がおこりそうな予感を感じたりします。そういう素敵な予感は、信じていた方が楽しいし、信じていると奇跡のようなことがおこったりするんですよね。
皆様にとっても良いクリスマスでありますように。
Happy Christmas and Nice Trip!