お気に入りの靴とノート
ゴールデンウィークに修理を依頼していた靴が返ってきました。ソールの底がかなりすり減って、滑りやすい上に歩きにくかったのですが、真新しいソールを付けて快適な履き心地を取り戻してくれました。ぼくはもともと歩き方が悪いのか、靴の減りが他の人より早いようで、靴自体は問題がないのにソールからダメになってしまいます。
革の靴はたいてい最初はちょっと履きづらくて、足を痛めたりするんだけど、履き続けるほどに、だんだんと革と足の形がぴったりとあって馴染んできます。あわせて革の味わいも深まり愛着がわいてきます。
でも、ちょうどそんな頃にソールの溝もなくなって履けなくなるのは、実にもったいないなあと思っていました。そのため、なんとなく靴は消耗品という風に考えるようになっていたのですが、この靴を手に入れてから、修理をして長く使うことの良さを知ることができました。それに、革の風合いがトラベラーズノートに似ていて、それもお気に入りのポイント。
履きはじめてもうすぐ4年の靴と、使いはじめて8年のノート。一緒に歴史を重ねていける愛着のある道具が自分のまわりに少しずつ増えていくのは、やっぱり嬉しいですね。