2014年6月23日

Traveling from Portland and other places

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ポートランドで手に入れたヴィンテージのテーブルやライトなどが長い旅を終えて無事届いたということで流山工場へ行って来ました。
 
ポートランドは、ヴィンテージの家具や小物が集まる場所としても知られていて、それらが大量に売っているマーケットやお店がたくさんあります。先日のアメリカ出張は、成田空港のお店で使う机や小物などを探すのも目的の一つでした。きれいに修復されたイームスの椅子から、油まみれの真っ黒な棚や、道で拾ってきたような錆び付いた看板までたくさんの古くて味わい深いモノが売っていて、近くだったら輸送のことを考えなくてもいいのにと悩みながら選んで、いくつか買ってきました。
 
一番のお気に入りは、鉄のデスク。アメリカのロードサイドにぽつんとある自動車修理工場のオフィスにでも置いてあったような、飾り気のない無骨な鉄とそこについた時代を感じさせる錆が、美しく存在感を放っていて一目見て、お店に置きたくなりました。他には木のテーブルや地球儀、ビン、ライト、鉄の箱や引き出しなども購入。
 
届いたモノは、タワシを使ってゴシゴシ水洗いをして、油やホコリを落としました。長年にわたってこびり付いた汚れを取るのは大変な作業でしたが、洗うほどに経年変化の味わいが美しい輝きを見せてくれます。乾いたら、4月にタイ、チェンマイで買ってきた棚と一緒に梱包をして、成田空港へ届ける準備をしました。
 
空港に作られるぼくらのあたらしいお店にこれらが置かれて、そこに流山工場をはじめ日本各地の工場やチェンマイなどで作られたプロダクトたちが並びます。さらに、ぼくらが好きな本や音楽、旅道具なども狭い空間にたっぷり詰め込むつもり。ポートランドにあった古い看板にも惹かれたけど、ぼくらのメッセージを自分たちの手で描いた看板を飾ることにしました。
 
きっと国際空港にぴったりで、トラベラーズらしい、今まで誰も見たことことがない空間になるはずです。旅の前に立ち寄れば、これからはじまる旅が、ワクワクに満ちたあたらしい冒険に向かうような気分で出発できる。そんな場所にしたいと思っています。
 
オープン日は7月8日にきまり、それにあわせて、あたらしい商品もたくさん作っています。一部はホームページでもご紹介していますが、場所が成田空港ということで、トラベルグッズやスーベニアなど、いままでとはまた違ったあたらしいプロダクトも登場します。
 
トラベラーズファクトリー エアポートのオープンまであと2週間。ほんとうに間に合わせることができるのか不安だらけですが、ぜひ楽しみにしてください。

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