2015年6月15日

チャルカさんのカスタマイズイベント

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先週末のトラベラーズファクトリーでは、チャルカ店主の久保さんが大阪から来てくれて、ガラスビーズを使ったカスタマイズイベントを開催しました。久保さんがトラベラーズノートのしおりやゴムに付けるビーズチャームの作り方を手取り足取り教えてくれるという、なんとも贅沢なイベントということで、たくさんの方々が足を運んでくれました。ご参加いただいた皆様ありがとうございます!
 
久保さんが持って来てくれた東欧のガラスビーズは、1920年代のヴィンテージのものをはじめ、明るい鮮やかな色から、すこしくすんだ渋めのものまで様々。皆さん、最初にビーズを選ぶのに頭を悩ませるところからのスタートとなりました。完成したチャームを見せていただくと、作った方の雰囲気を感じさせる仕上がりになっていて、そんなところも面白かったなあ。最後にはぼくらもトラベラーズノートにつけるチャーム作りを楽しみました。
 
イベントが終ると、トラベラーズファクトリー2階にて恒例の打ち上げ。久しぶりに久保さんとゆっくりお話することができて、とても楽しいひとときを過ごせました。チャルカの久保さんとはじめて出会ったのは、2009年の夏、チャルカさんが参加していたイベントに足を運んだ時でした。その前にチャルカさんの本、『東欧雑貨買い付け日記』を読んでいて、こんな風に仕事ができたら楽しいだろうなあと憧れていた人でした。でも、その時はイベント中でほとんどお話もできませんでした。
 
その後、何度かお会いする機会があって、一緒にご飯を食べながらお話をさせてもらったのは、トラベラーズファクトリーができる直前のこと。自分たちのお店を作るという一つの夢が実現しそうな時に、やりたいことをマイペースで飄々とやりたいことを実現していく久保さんのお話にとても勇気付けられたのを覚えています。
 
その後トラベラーズファクトリーが出来てからは、チャルカさんのご好意で定例イベントとして毎年コラボレーション企画をやらせてもらっています。今まではチャルカさんのアジ紙にクローズアップし、東欧の紙ものやオリジナルステーショナリーを展開させていただいていたのですが、今回ははじめてチャルカさんのもう一つの柱である、アクセサリーやボタン、ビーズなどの世界を展開しています。
 
チェコの小さな街で作られている糸ボタンやもう作れる人が何人もいないというアクセサリー、100年近く昔にアフリカなどに輸出するために作られたアールデコ調のビーズなど、それぞれに物語があり、それを現場の人達の想いを愛情たっぷりに伝えてくれる久保さんの話を聞いていると、僕らもどんどんその世界に魅せられていきます。
 
今回、イベントに参加されたり、トラベラーズファクトリーで展開している商品に興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ大阪にあるチャルカさんのお店にも足を運んでみてください。2013年11月に引っ越した新しいお店は、チャルカさんらしく古いガレージを改装して作ったとても味のある素敵な建物に、ビーズやボタンに紙モノがたっぷり詰まった宝箱のような空間です。また、トラベラーズファクトリー中目黒で展開中のチャルカ出張コーナーは、6月22日まで。こちらもよろしくお願いします。
 
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