2015年12月21日

The Force will be with you

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いよいよ「スターウォーズ」の最新作が封切られ、巷で話題です。台湾からの帰りの飛行機でも過去の全作品を放映していて、喜んで唯一未見だったエピソード1を見ていたら残念ながら終わる直前に空港に着いてしまい、なんだか消化不良のまま飛行機を降りる羽目になってしまった。その続きも気になるけど、最新作はもう少し落ち着いてからゆっくり見に行こうと思っている。
 
まだ小学生だった頃、スターウォーズを見て、何よりも感動したのは、ビュンビュン飛び回る宇宙船に、その船内や怪しい宇宙の酒場などのリアルな映像だった。まだCGがなかった時代。ほんとうにそこにあるように手作りで細部まで作り込まれた架空の世界を見ていると、まるでその場所を旅したような気分になって、ストーリーとは関係なくわくわくした。
 
1年前、成田空港にトラベラーズファクトリーを作ることになった時にふと思い出したのは、スターウォーズだった。中目黒は、もともとある古い建物をトラベラーズらしくカスタマイズすることで生まれたけど、エアポートは、まっさらな空間のなかにゼロからトラベラーズの世界を作り出すこと。それは、映画のセットを作ることに似ているような気がして、ボロボロになって砂漠を歩くR2-D2とC-3POや、ガラクタのような機体が魅力のファルコン号の汚れを思い出しながら、トラベラーズらしい世界を作り込んでいった(天井を飛んでいるのは、ファルコン号じゃなくてヤマトなんだけどね)。
 
かつて少年だった僕らが、スクリーンに映る、遠い昔にあったはるか彼方の銀河系の世界にわくわくしたように、空港を訪れた旅人たちがトラベラーズの世界に出会い、何かを感じてもらえたら嬉しいなと思っている。
 
トラベラーズファクトリーエアポートでは、先週より新たにガチャガチャマシンを導入しました。旅のお供にぴったりのオリジナルのバッジが10種類入ったガチャガチャです。子供の頃、おこずかいを握り締めて何が出てくるのかワクワクしながらハンドルをまわしたのを思い出してください。

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