2016年3月15日

10th Anniversary Guide

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来週発売となる、10周年缶セットの中には、トラベラーズノートの10年の歴史をまとめた10周年ガイドがセットされています。トラベラーズノートが生まれるきっかけから、青山スパイラルで行ったイベントのこと、流山工場にトラベラーズカフェを作ったこと、さまざまなコラボレーションに、歴代のポストカードキャンペーンの賞品まで、10年の間に蓄積されてきたことが綴られている。出来上がったガイドをあらためて眺めてみると、いろいろあったんだなあと、感慨深い気持ちになる。
 
10年ひと昔と言うように、この10年で、世の中いろいろな変化があったけど、やっぱり僕らにとっての一番の変化は、トラベラーズノートを手にしたこと。それ以来、仕事のやり方、好きなことに向かう姿勢、そして、僕らの周りの世界は大きく変わった。トラベラーズノートを手にしてからは、このノートをもっと楽しくすることに大きなやりがいを感じて、その気持ちは10年経ち減るどころかどんどん膨らんでいく。
 
かつては、いつかこのノートに飽きてしまって、仕事がつまらなくなって面倒だと思う時が来るのかな、なんて想像したこともあったけど、今でも楽しいし飽きない。まあ面倒で大変なこともいろいろあるけど、楽しいことをやると必ず付いてくることだしね。
僕らがトラベラーズノートを皆さんに自信を持っておすすめできるのは、なによりも自分たちがこのノートの魅力に10年もの間、取り憑かれ続けていること他ならないのだ。だからこそ、使っている方々から喜びの声を聞くことが嬉しいし、それが世界に広がっていくなんて、もう嬉しくてたまらない気分になる。
 
10年続けられたことで、この先もなんとかなりそうなちょっとした自信もできたけど、同時に、いまだに始まった頃の青臭いほどの
胸の高鳴りもたっぷり感じている。世の中とうまく折り合いを付けられない不器用な少年がギターを手にすることでパンクロッカーになって、世界と対峙したように僕らはノートを手にすることで、トラベラーになって、世界を変える旅に出る。 
 
10周年ガイドに、今まで発行した10冊のTRAVELER'S TIMESの表紙が並んでいるんだけど、それを見た時、10年続いたバンドのベスト盤に付いてくるブックレットに掲載されている、それまでリリースされたアルバムみたいだな、なんて思った。
とにかく、バタバタしたり、ドキドキしながら、なんとか10年やってこれたのは、愛情を持って使ってくれている皆様のおかげです。ほんとうにありがとうございます。

話変わって、ホワイトデーということで、ミニトラベラーズノート用のオリジナルリフィルを作って、トラベラーズ男性スタッフみんなで、メッセージを書き込んで、女性スタッフに贈った。喜んでもらえたかは分からないけど、作るのはけっこう楽しませてもらいました。

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