2016年7月27日

TRAVELER'S OCTOPUS

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今回の香港行きで、楽しみにしていたことのひとつに、香港トラムとのコラボレーションで作ったトラベラーズオリジナルのオクトパスを使うということがあった。オクトパスは、日本のスイカやパスモのようなもので地下鉄からスターフェリーにトラム、バスなどに乗ることができる香港のパス。スイカが普及するかなり前からあって、最初、香港に行った時は、カバンや財布をかざすだけで、改札を通っていくのを見て、ずいぶん進んでいるなあと思ったりした。公共の移動手段が発達している香港では、旅人もオクトパスは必携で、小銭がなくても気軽にトラムやバスに乗ることができるし、便利このうえない。
 
香港トラムとのコラボレーションのとき、city'superのパトリックより、オリジナルのオクトパスを作りたいという提案があった。
 
どうせなら珍しいものを作りたいと、デザイナーの橋本がキーホルダーにもなるダイカットのデザインを提案したら、そのままほんとうに作ってくれることになった。そのオクトパスは、香港トラムの110周年記念アイテムとして、city'superで数量限定で販売されたのだけど、ぼくらの分も少し送ってもらっていたのだ。香港に着き、早速チャージをしようと駅の受付に行った。ほんとうのことを言うと、こんなの使えないとあっさり断られてしまうのではないかと、ちょっと不安だったけど、受付のおばさんは、「素敵なオクトパスだね。はじめて見たわ」と笑顔で対応してくれた。
 
香港滞在中は、このオクトパスを使って、地下鉄で会場のある九龍塘駅に通ったしスターフェリーにもトラムにも乗った。そのたびに、ピッと読み取り機にパスをかざすのが嬉しかったな。残念ながら、このオクトパスはもう香港でも販売していないから、ただの自慢でしかないのだけど、でもやっぱり自慢せずにはいられないので、書いてしまいました。またオクトパスを作る機会があれば、今度はトラベラーズファクトリーでも販売したいな。
 
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