2017年10月17日

6周年記念と『notebook song』

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始めた頃は3年後のことですら想像もできなかったのに、トラベラーズファクトリーがオープンして6年を過ぎようとしている。
 
6年といえば、ランドセルが重そうな小学1年生が、すっかり大きくなって声変わりなんかして小学校を卒業する頃で、そう考えるとけっこうな年月、続けてきたなあとも思う。6年経ってあらためて周りを見渡してみると、変わったこともけっこうあって、例えば、駅前の高架下には新しいお店がいくつもできたし、その分なくなったお店もいくつかある。相変わらず静かであまり変わっていないように見えるトラベラーズファクトリーの近くの路地だって、いくつかの古い建物が壊されて新築に変わっていった。だけど、トラベラーズファクトリーの無骨な建物は、変わらず路地裏に佇んでいる。
 
先週は、トラベラーズファクトリー6周年の記念イベントということで、山田稔明さんのライブと、アアルトコーヒー庄野さんのカフェイベントを開催した。これらのイベントもオープン当初から毎年欠かさずずっと続けてきたことで、山田さんはこの場所で最も多くライブをしてくれたミュージシャンで、庄野さんは最も多くイベントを開催してくれた方だ。お二人に、またイベントに足を運んできれた皆様に感謝します。
 
トラベラーズファクトリーがオープンする時、そのお店の在り方を示すためのメッセージとして「HAVE A GOOD DAY, GOOD MUSIC,GOOD COFFEE, AND A GOOD NOTEBOOK」というコピーを作ったけど、6年経ってもその思いはちっとも変わらない。先週のイベントは、ノートと供に、素敵な音楽と美味しいコーヒーがある場所でありたいと思っているトラベラーズファクトリーにとってまさに6周年にふさわしいイベントとなった。
 
さらに、このイベントにあわせて、6年間続けてきたご褒美のような作品が生まれた。山田稔明さんのシングルCD『notebook song』だ。その内容についてはこちらに書いたのでここでは繰り返さないけど、音楽に救われ、音楽に憧れ、音楽に勇気をもらい続けきた僕らにとっては、夢がまたひとつ実現したような気分だ。山田さんがトラベラーズノートのことを歌った曲に、ジャケットはトラベラーズのデザインをずっと担ってきたハシモトが制作し、流山工場で活版で印刷して作ったCDが生まれた。
 
僕らなりにがんばってノートを12年間作り続けて、トラベラーズファクトリーを6年間続けてきたけど一生懸命何かを続けていると神様からのプレゼントって本当にあるんだなあ、なんて昔ばなしの教訓のようなことを思った。続けていくってことは楽しいことより辛いことの方が多かったりするけど、本気で続けていかないと見えない景色ってあるんだな。
 
ライブの打ち上げには、『notebook song』でキーボードを演奏してくれた佐々木さんも参加してくれて、山田さんと、CDが間に合って本当に良かったね、と話していた。その時にあらためて、厳しいスケジュールの中で録音してくれたことや、マスタリングが佳境だったとき、山田さんが寝込むほどの病気で、まさに必死で仕上げてくれたことを知った。
 
一方、ハシモトだって遅くまで残って最高のデザインを仕上げたし、流山工場のスタッフも厳しいスケジュールの中で面倒な活版印刷で味のある風合いを活かしたジャケットを仕上げてくれた。正直に言えば僕はたいしたことはやっていないけど、みんながギリギリに追い込まれた中で、プロの仕事で仕上げた僕らにとっては最高の作品で、そこに少しでも関われたことも嬉しい。ちゃっかりジャケットの裏のスペシャルサンクスに掲載してもらった自分の名前が誇らしい。
 
山田さんはじめ、このCDの制作に関わってくれたすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、トラベラーズノートを使ってくれて、トラベラーズファクトリーに足を運んでくれたすべての方々に聴いてほしい名曲です。現在中目黒で発売中で、10月19日より東京駅と成田空港のトラベラーズファクトリーでも発売。さらにその後オンラインショップでも発売します。

話は変わりますが、現在トラベラーズファクトリーでは、スタッフを募集しています。公式サイトに仕事のことなどを掲載してもらっているので、興味のある方はぜひごらんください。本気長く続けていきたい方と出会えるといいなと思っています。

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