MAISON & OBJET PARIS 2018
皆さま、おはようございます。一昨日の東京は何年振りかの大雪で交通機関にもいろいろトラブルがあったようですが、皆さんはご無事だったでしょうか。
大雪の後に朝を迎える東京とは逆に、気持ち良い気候のバルセロナで眠りに入る前にこの日記を書いています。時差は不思議です。ここでは23日の夜11時なのに東京は24日の朝7時。日本の方が8時間先をいっていることになります。日本はニューヨークに対しても14時間先を進んでいます。日付変更線から2時間離れているので1番ではないけど、日本は世界中の中でかなり時代の最先端を進んでいる国ということになります。だからどうしたという話ではありますが、2018年1月24日という今日は、みんなで一斉に迎える訳ではなく順番に少しずつ迎えているのです。そんなことは分かっているよ、というような話だとは思いますが、今夜を迎えながら朝を迎えている場所のことを考えるとやっぱり不思議な気持ちになります。
さて、今回出張の一番の目的は、パリの展示会、メゾン・エ・オブジェにトラベラーズとして初めて出展すること。現在もまだ会期中ですが、大きなトラブルもなくどうにかトラベラーズらしい空間を作り込み、世界中の方にトラベラーズの世界を体感していただくことができました。
まず嬉しかったのは、ブースを訪れる方でトラベラーズノートやトラベラーズファクトリーを知っている方が思いのほか多かったことでした。買い付け目的ではない方が何人もトラベラーズノートを手にしてブースに立ち寄ってくれて、嬉しそうにスタンプやシールでカスタマイズを楽しんでいる姿を見ることができました。
もちろんヨーロッパでのトラベラーズノートの認知度は、まだまだ決して高い訳ではないですが、それでもヨーロッパ各国でパートナーやお店の方、ユーザーの方がこの10年の間少しずつその輪を広げてくれているのを実感できました。さらに、たくさんの新しい出会いもありました。今回の出店を通じてフランスをはじめ、ヨーロッパ各国、アメリカでトラベラーズノートを見る機会が増えていく予感を感じました。
フランスでは、販売パートナーとの付き合いはまだ始まったばかりですが、熱い想いでトラベラーズをフランスに広げようとしている2人と話せたのも今回の収穫でした。
トラベラーズノートというプロダクトは、使い方の説明が必要だし、リフィルのラインアップもたくさんあり、さらには革の個体差などもあって、正直なことを言えば、販売をするという意味では、手間がかかる面倒な商品でもあります。だけど同時に、それを深く理解し愛を持って伝えることで無限に広がる可能性があるプロダクトだとも思っています。その可能性を共有し、一緒にトラベラーズノートの世界を作っていく仲間がヨーロッパにもいて、さらにその仲間がまだ増えていけば、その世界はもっと楽しくなります。
例えば、旅先でトラベラーズノートを扱っているお店へ行けば、お店の方からおすすめの場所を紹介してもらったり、さらにそこにしかないリフィルやチャーム、スタンプがあったり...。いつかそんなことができればいいなと考えています。
最初に書いた通り、今はパリからバルセロナに移動しています。さらにマドリッドに立ち寄ってから帰国します。そのお話はまた後日こちらでもお伝えします。
話は変わりますが、本日24日11時ごろより、トラベラーズファクトリーオンラインショップにて旅に便利なキャンバスバッグとポーチ、さらにブラスプロダクトと一緒に使いたいトラベラーズファクトリーオリジナルのブラスプロダクトなどの新商品が発売となります。ぜひご覧ください。