2018年11月12日

ポーチ・カスタマイズ!

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昔からケースとかポーチに惹かれる。手持ちのもので十分間に合うはずなのに、新しい使い方を思いついたとか、入れるものが変わったとか何かを理由をつけて新しいケースやポーチを手に入れてしまう。使い心地はもちろん、素材感が心地よかったり、使うほどに愛着が出たりするものがいい。そしてもちろん中に入れるものとの相性も重要だ。
 
例えばペンケースには、いつも使うラインアップがきれいに入らないと気持ち悪いから、お気に入りのペンケースにちょうどよく収まる、お気に入りのペンのセレクトにはいつも頭を悩ませている。ポーチを選ぶときには、サイズや形にあわせて入れるものを考えるのが楽しい。お気に入りの道具は、それがぴったり入る専用のケースに入れるだけで、さらに愛着が湧き使う時間が楽しくなる。
 
ちょうど良いサイズのケースがない場合は、自分で作ってしまうことも多い。最近の新作は、MacBookを入れる革のケースで、前にチェンマイに行った際に、そのサイズにあわせて漉いてもらったトラベラーズノートの革を手に入れて自分で作った。素人だから縫い目はあまりきれいではないけど、サイズ感も好みもぴったりだから、けっこう気に入って使っている。これに、The Superior Laborのエンジニアポーチの#1に充電器やケーブルを入れて持ち歩いている。
 
先週末、そのThe Superior Laborの河合さんたちがトラベラーズファクトリー中目黒に来てくれて、ポーチのカスタマイズオーダーイベントを開催した。彼らの定番アイテム、エンジニアポーチを好きな色でペイントしてさらにスタンプでカスタマイズができるというイベントで、まさにケースやポーチ好きにはたまらないイベントとなった。
 
色は14色から選んでオーダーできるのだけれど、イベントを手伝いに来てくれたエステルさんがピンクをリクエストすると河合さんはその場でペンキを混ぜて少しくすんだエステルさん好みのピンクを調合。その後、その色はエステルピンクと名付けて、イベント中たくさんオーダーを受けた。
 
もちろん僕もポーチをオーダーした。大きさは悩んだ末に少し大きめの#3をチョイス。ペンケースや水性絵具セット、老眼鏡が入るサイズでトラベラーズノートのための道具がぴったり入る。トートバッグにこれと、トラベラーズノートを入れて旅先のカフェで何かを描いたり...、そんなことを想像しながら決めた。
 
色は、河合さんにわがままを言ってオリーブ色にペンキを調合してもらい、さらに塗り方を教えてもらって、自分でペイントをしてみることにした。通常はボトム部分をペイントするのだけれど、どうせならちょっと変わったものにしたいと思い、ボディー全部をペイント。さらにイエローのラインを塗り足し、シュペリオールレイバーのスタンプを押して、自分だけのオリジナルポーチが完成した。帆布にラバーのような質感が加わり、面白い質感のポーチになった。自分好みの色だし、自分で手を加えて作った分、手にした嬉しさもひとしおだ。できあがった瞬間使うのが待ち遠しくなった。
 
イベントではたくさんの方が楽しそうに、自分の好きな色にペイントしたポーチにスタンプを押してカスタマイズをしていたけれど、きっと僕と同じように、それに何を入れて、どこへ持って行くのか、想像していたんだろうな。僕らもまた、今回たくさんの人たちの手によって生まれたたくさんのポーチがどんな風に使われて、どこへ旅に行くのかを想像するとワクワクする。
 
そんなわけで、イベント中も、最後の打ち上げも、ずっと笑顔が絶えない楽しい2日間でした。The Superior Laborの河合さんと三好さん、2日間手伝ってくれたエステルさん、そして、足を運んでくれた皆様ありがとうございました。その後も、トラベラーズファクトリー中目黒では、The Superior Labor Shop In Shop ExpandedVersionとしていつもラインアップを拡大して展開。さらに2階では、河合さんの写真展を開催しています。河合さんらしい男気と温かさを感じるかっこいい写真が並んでいます。こちらもぜひ。
 
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