2019年8月 5日

台湾ではみんなが温かく迎えてくれた

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香港から台北まではわずか2時間弱。香港を飛び立つと、映画を一本見る間もなくあっという間に台北に着いた。まずは一服するために外に出ると、南国の太陽の熱気が身体中を包み込んだ。
 
「また、やってきたんだなあ」強い日差しを浴びながら、またこの場所に来れたことを素直に喜んだ。
 
香港でのLOG-ONのイベントに続き、台北では、誠品書店のイベントに参加することが今回の一番の目的。早速会場を訪れ、サインボードを設置したり、商品を並べたりしていると、日本中を旅しながら、テキ屋稼業をしている寅さんのような気分になった。「男はつらいよ」ファンの僕は、そんな仕事が嫌いではない。
 
設営の合間を縫って、トラベラーズノートを販売してくれている、いくつかのお店を訪ねた。
 
グラフィックデザイナーでもあるオーナーのカレンさんによりセンスがあふれた空間が魅力のTOOL to LIVEBY。文具好きが高じてお店をはじめたタイガーさんのセレクトに加え、彼の淹れてくれるコーヒーを飲めるPlain Statinery Homeware & Cafe。スタッフによる手書きのトラベラーズノートの使用例がとても素晴らしい美好文具室。トラベラーズカンパニーに加え、ミドリの商品もたくさん並ぶVision Stationery。古いビルの閉ざされた鉄のドアの脇にある小さな呼び出しのベルを押して恐る恐る階段を上がっていくと、小さな空間に紙やペンがたっぷり詰まった空間が広がる一分之一工作室。そして、誠品書店信義店や敦南店のスタッフの愛情がたっぷり感じられる手作りのディプレイで作られたトラベラーズノートコーナー。
 
トラベラーズノートユーザーであれば、これらのお店を巡れば、とても楽しい時間を過ごせるはずだし、運が良ければオーナーと話をしたり、地元のトラベラーズノートユーザーに出会うことだってできる。他にもトラベラーズノートに関係なく魅力的な店は他にもいっぱいあるし、安くて美味しい食べ物だってたくさんあるし、飛行機で3時間程度で行ける台北は、ほんとうにおすすめの旅先です。
 
さて、誠品書店でのイベントは、はじまると同時にたくさんの方々が来てくれて、僕らに話しかけてくれたり、トラベラーズノートを手に一緒に写真を撮ったり、ほんとうに温かく迎えてくれた。ぜひ、日本のみなさんもトラベラーズノートを手に台北を旅してもらって、彼らと出会う機会があるといいなあと思った。いつか、台北マップを作りたいな。
 
香港・台湾を旅して1週間ぶりに東京に帰ると、長かった梅雨も明けて、8月らしい夏の暑さに包まれていた。歳をとるごとに猛暑は体に堪えるけれど、それでもやっぱり夏は好きな季節だ。
 
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