2009年8月31日

京都の本とカフェ


 
先日の関西行きの終着地点は、京都。今回は、暑いさなかということもあって、お寺などの名所旧跡はいっさいスルーして、なぜか本屋さんを中心にまわりました。恵文社、ガケ書房をまわり、最後の終着地点は、1年前にも行った、エレファントファクトリーコーヒー。ここは、本も買うことが出来るカフェ。
 
ちょっと分かりにくい路地裏にあるのですが、2回目なので迷わずお店に着きました。ビルの脇の狭い階段をのぼり、2階のドアを開けると、昨年見た通りの素敵な空間が広がっていました。
  
何なのだろうこの感じ。決して広い訳でないビルの中の1室。コンクリートの地が剥き出しの壁。無垢な木で作られたテーブルやイス。それらに天井からつり下げられた裸電球の光がやさしく温かい光と影を映します。お客さんは、本を読んだり、静かに語り合ったりして思い思いの時間を過ごしている。そして、店主は黙々と丁寧にコーヒーを入れる。
  
素っ気ないくらい潔くシンプル。でも、すべてが丁寧にじっくり作り込まれて凛としている。そんな場に身を浸すと、不思議に心が落ち着き想像力が豊かになったような気分になります。
 
めったに行くことがない京都ですが、次に京都を訪ねるときには、きっとこのカフェに足を運ぶと思います。そんなカフェが、遠い地方にいくつか出来ることもまた旅の楽しみの一つです。
 

 
そして、今回も京都で買ったのは、本。書棚を見るたびに、その本との出会いの場所を思い出す。そんな楽しみのために、私は旅に出ると本を買ってしまいます。
 

 
話変わって、日本も大きな変化へ向かっていく決断がなされました。さまざまなシステムや常識が変化している昨今、当たり前のことですが、政治も変化していく必要があります。多くの人が、より大きな変化を求めていることが今回の選挙の結果の理由のひとつなのでしょうね。変えるべきこと、残すべきこと、それを見誤らずに!
 
 

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